アタフ

ピアッシングのアタフのレビュー・感想・評価

ピアッシング(2018年製作の映画)
4.3
ミア・ワシコウスカになら殺されてもいい!!

アイスピックで人を刺したいという衝動を抱える男性と、自傷癖のあるメンヘラ女のサイコスリラー

ノワール的な雰囲気、レトロな部屋のインテリア、ミニチュアで作られたであろう無機質な高層マンション群など、この映画を取り巻く雰囲気は個人的にツボなものばかり。こういう世界観に浸ってだけでも楽しいものがある。サイコスリラーと言いながらも、殺人の予行練習をする男のシーンは、滑稽でいてユーモラスで面白い。

だが何と言おうと個人的にこの映画のミア・ワシコウスカが最高だった!!私はミア・ワシコウスカが大好きなんですけど、きっかけは『マップ・トゥ・ザ・スターズ』のメンヘラ役をやっていた彼女を見て虜になってしまったんですね。
そのメンヘラ感が好きだったわけですけど、今作はその感じが復活!!

ニコニコしながら工具で殴ってきたり、自分で自分の足を刺して血まみれになったり、薬盛盛られて苦しんでいる男をみてニタニタしていたりと
「ああ~~このミア・ワシコウスカになら殺されてもいいな~~」
と思えるメンヘラ感。主役の男は酷い目に遭わされているわけですけど、
なんだか羨ましくなってきましたよ。この映画のおかげで自分の変態性を確認できました(笑)

全体的に重くなり過ぎず軽くなり過ぎずの雰囲気も良いし、音楽も印象的だった。完全に"個人的には"という注意書きもありで、この映画は最高だった。たまにあるよね世間的には受けないだろうけど、自分は好きっていう映画が。これがまさにそれ。