ピアッシングのネタバレレビュー・内容・結末 - 2ページ目

「ピアッシング」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ナニコレめちゃおもしろい。

主役二人には一切感情移入できないけど

画の作り込みが半端じゃない、

悪趣味なウェス・アンダーソンみたい。

特撮者として建物のミニチュアは見逃せないし、すごい可愛い。

ストーリーのよくわからない変態性と画の可愛さが合わさってバランスがいいんじゃないかな、ハハッ。。。

音楽もサスペリアみたいで素敵だったわ。
フェリーの待ち時間に鑑賞。

異常性癖を持つ男性が、異常性癖を持つコールガールを引き当てたという物語。

主人公が家庭から送り出され、二人が出会い、ホテル、病院、女のマンションと場所を移動する簡単なストーリーの流れは有るが、映像的に交互に二人の倒錯した流血の異常行動を見せられ、結末はご想像にお任せします的なエンドで終了となる。

よって、その手の映像に興味がある方が鑑賞する作品です。
久々に作品選びを間違ったと後悔してしまいました。
ごく普通の男リードは、美人で優しい妻と可愛い赤ん坊がいながら、人をアイスピックで刺し殺してみたいという衝動に悩まされている。そんな彼は、出張先のホテルで独りになるチャンスを利用し、ついに欲望を実現させる機会を得た。出張風俗店に連絡し、部屋にSM嬢を呼ぶリード。紳士的に部屋に招き入れてベッドに誘導してクロロホルムを嗅がせて縛り上げ、そして刺す…イメージトレーニングもバッチリだ。しかしやってきた女ジャッキーはヤク中のメンヘラで、いきなりバスルームに入って自傷行為に浸ってしまった。殺人どころではなくなったリードは、彼女を夜間救急病院へと連れて行く羽目になる。処置を受け病院から出てきたジャッキーを拘束し、本来の目的を果たそうと考えるリードだったが…


「ピアッシング」。村上龍の小説を映画化したものです。

以下…その前に、何かネタバレしない?



➖➖➖


一言でいえば、「トラウマ男とキチガイ女の自傷他害コミュニケーション」を描いた映画。なんのこっちゃと思われそうですが、そうとしか書きようがないんです。リードの計画がどんどん破綻していく様はブラックコメディ調で、彼の記憶のビジョンはSFホラー調。街がミニチュアで作られ非現実感を醸し出せば、あってないようなストーリーはシュールの極み。しかし2人が暴力という共通言語を手にしてからはラブストーリーへと昇華していくという…色んな要素が詰まった映画と言えますね。全く2人の精神も感情も理解できないし、共感なんぞはカケラも抱けないんですが、ゴブリン・サウンドのクールさとデパルマっぽいスプリットスクリーン演出、そしてミア・ワシコウスカの可愛さがツボで、とても楽しめてしまいました。殺す者と殺される者の関係を、ホラーやサスペンスではなくコミュニケーションの齟齬として描いたのは斬新な気がしました。


余談ですが、イノセント・ガーデンでヌードを披露したミアちゃん、本作もピアッシングで乳頭を拝めるか⁈ と期待しましたが…なんか吹き替えくさかったなぁ。
村上龍さんの原作小説を読んでないのでわからないけれど、映画はちょっとクローネンバーグぽくて良かった。あのグロい感じとか(血がめちゃ私の好きな感じ)クリーチャー的なものが出てきたりヘンテコな感じとか。

原作を調べたら小説にはもっと2人の心の声や過去が描かれているらしいけれど、映画版はそういうことが描かれていないので、刺したい衝動を抑えられない(殺したい)男と刺されたい(自傷癖?) 女の異常な一夜の話を観ることになるのだけど、監督の「観客には何も知らないまま疑問を持ちながら、映画のストーリーを追いかけてほしい」という演出らしい。ただ、何故こうなったのかはなんとなく後半のフラッシュバック?ぽいシーンなどで分かってくる。

男が自分でクロロホルムを嗅いで気を失う時間を確かめたり、SM嬢をベッドに誘い入れるシュミレーションを何度も繰り返したり(この時の効果音がいい!!)練習の成果をメモ帳に書き留めたりしていたのがザ・バニシングぽかった。

でもこれはラブストーリーなんだなと思った。歪んだ愛情をお互いに確かめ合う。

ラストシーン「先に何か食べないか?」で終わるのもめちゃくちゃ好きだった。
痛〜い、映像も多いんですが
これはホラーとかスリラーではなく
実は特殊な恋愛映画なのでは。

人を刺したい、殺したい衝動を抑え切れず計画を実行しようとする男と、自傷行為を繰り返すSM娼婦の、ある意味特殊で他には代え難いボーイミーツガール?

特殊な嗜好の壊れた二人が、互いを探り合い、読み違い、マウントを取り合う。

話はシンプルながら、薬でトリップした主人公が見る若い頃のトラウマらしき少女と兎、母親からのDVと歪んだ性衝動、それらを象徴するかのようなクリーチャーなど、映像的にも飽きることなくあっという間に終わった印象。

人を傷つけたい衝動と、自身を傷つけたいという衝動は、ある意味表裏、反転するのでしょうか。S⇄M。
この映画を観てそう思いました。

万人にはお勧めしにくい、その意味も込めたスコアです。でもすごく気になる作品なので、原作も読んでみようと思います。
鮮烈なイントロダクション。エンディング。映像美、演者は好演。
作品始めのホテルに移動してからの主人公がSM嬢を呼ぶ前の練習によるイメトレによる

手で引っ張り上げながらのこぎりで「ギコギコ」斬った後の

SM嬢の首の【芯】の部分にたどり着いた後の

【グゥーーいぅ〜〜ギュウ==!!】

って言うのが一番【肝】怖かったけど・・




あとはミア・ワシコウスカが呼び出した主人公をただ一方的にイタぶるだけで・・

面白くない

あんまこう言うこと言いたくない(言っちゃいけないのかもしれないが)けど

舞台を造り物感満載にしてるから

ハサミで脚突き刺し続けようが

鈍器で顔を殴ろうが

一切血が吹き出ず

ただただこちらに何の痛みも感じさせず




【コレ、、全部フィクションなんです】




言い訳と無礼講を観ているコチラに押し付けてるようで

どうも【時間のムダ感】だけが残ったな




opのデヴィッド・リンチのロストハイウェイのパクり(こっちはビル)だけしか印象に残らなかったな

本当に村上龍はこの映画を満足してるのだろうか・・

どうも「満足してる」は嘘くさい。
2️⃣
殺人願望者と、自殺願望者良い化学反応か、綺麗な受け身のみになるかと心配しましたが、どちらでもなかったです。
殺人願望はあるものの経験はない主人公が、イメージトレーニングをするシーンがありますが、余りにも自分都合過ぎて、アメリカン・アニマルを彷彿としました。
ジャッキーの自殺願望者ってのは、何処にもなかった気がします。
自傷行為は、出てきますが。

やろうと思っていたことが、アッサリと立場が逆になるところは少しスカッとしました。

原作の小説に興味釜湧きました。
奇跡の邂逅。
嗜好としては常人には理解し難いが、感情としては共感。
劇盤が良い。
あと、パントマイム上手すぎ。
エンドクレジット、文字を流さず背景を流す手法が斬新。
思った通りにはいかないが、思わぬ所で類友を得る話。
見るSM、80分体験コースといった感じで思ったよりあっという間だった。
OPEDのミニチュアのようなマンションの外観が不思議な質感。
タクシーで移動するシーン実景なのに作り物っぽくてレトロお洒落。
サスペンス調の映像はデ・パルマ、音楽の付け方はオリジナルの方の『サスペリア』っぽい。
殺しのシミュレーションをエアーで予習するシーンがコントチックでお気に入り、というか全編噛み合ってるような噛み合ってないような二人の関係がコント的とも言えるか。
トイレから出てきたちっちゃいクリーチャーなど主人公の潜在意識の映像にセンスを感じる。
肝心のタイトルである二人の対比する「ピアッシング」の見せ方がそれほど印象に残らない。
PG12ということで表現はそれほど激しくはないが、それでも二人の狂気の根源、特殊性癖の行き着く先、孤独さなどはもう少し踏み込んで描いて欲しかった。
そういう意味では残酷さ一点を極めた、同じく村上龍原作で三池崇史監督の『オーディション』の方が個人的には好み。
巨大なマンションをカメラがゆっくり引いていくエンドロールはどんな意図だったのか。一人ずつ抱えるものは違う、ということなのかな。