このレビューはネタバレを含みます
ホラー小説に入り浸る少女が、本当の恐ろしさを知る。現実→幻想→現実の転換がお見事。「えっ!」と声が出た。
ジャンプスケアも多かったが、襲ってくる変態の男2人もかなりの怪演ぶりを発揮している。
現実が悪夢と化し、中盤までは良い未来に見えた幻想の世界も、ラストで結局悪夢のままだったことが判明。とにかくシナリオ構成が凄い。
脚本だけでなく、演出も良かった。屋敷のセットもかなり作り込まれていたし、親子が襲われるシーンは身の毛もよだつ恐ろしさ。
全体的によくできた映画だった。
また観たい…かもしれない。