このレビューはネタバレを含みます
ビルエヴァンス、彼の初期のトリオの音楽ばかり聴いていた学生時代があったので、生涯について興味があった。
関係者のインタビュー、本人のコメントも挟みながらの展開。
音楽は、やはりうっとりするくらいに繊細で美しい。初期のこざっぱりとしたジャケットから、晩年は、かなり雰囲気が変わっていた。とことん極める、のは、男性がゆえ、なのかしら?
女性のサポートには恵まれながら、自分中心で生きた人なんだなぁ、と感じた。
終わりのテロップは、なんとなく、妙なお仕着せとして感じられ、ないほうが良かったな。「彼の音楽聴いてみて」というご案内に関して。