ビルエヴァンスが大好きな父と一緒に観てきたよ。
私自身はワルツフォーデビーのアルバムしかちゃんと聴いたことないようなにわかなんだけども、置いてけぼりにされることもなく楽しめた。もっといろいろ聴いてみたいなと思ったよ。
彼女たちとのエピソードやドラッグのこと、素敵な音楽を作るには必要なことだったのかな、と思ったりもしたけれど、最後ローリーに曲をプレゼントしたときはまたかい！！と少し呆れたよ。
2ヶ月後に結婚したくだりも、お、おう、という微妙な気持ちになった。
それでも、彼の生み出した音楽は信じられないほど素晴らしく、これからも永遠に語り継がれるものになるということを、みんなが認めていて、本当に才能に溢れた人だったんだろうと思う。
ただ、インタビューででてくる人たちが、歯がない人が多くてそこがすごく気になった。前歯一本だけない、とか、治そうよ。
身近な人が亡くなった経験があるひとと、そうでないひと。病気とか、老衰とかでなく、ある日突然亡くなってしまうということ。
わたしは後者だから、そういった経験をしたことのある人の気持ちは、きっと理解できないんだろうと思う。映画をみながらなんとなく、ノルウェーの森を思い出したりしたよ。
