ぐっさん

DUNE/デューン 砂の惑星のぐっさんのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.8
2021/10/15ユナイテッドシネマ札幌IMAXレーザーシアターにて鑑賞。
お待たせいたしました。いやっ、お待たせしすぎたかもしれません。延期延期また延期を経てついに公開となりました!!

 1965年に完成した傑作ベストセラーSF小説シリーズ「デューン砂の惑星」。名作「風の谷のナウシカ」もこの作品をネタ元に作成されたほどのすごい作品であり、1984年に映画化、2000年にはテレビドラマ化にもなっており、そしてついに2021年「ブレードランナー2049」のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、主人公ポール役にティモシーシャラメを迎え豪華キャストメンバーで再映画化となりました。

 まさにSF版「ロードオブザリング」と言えるほどの超大作作品なんですが、相変わらず知識ゼロで挑むミスターミーハーなこの私。
 前半人物像や構成を理解するのに少し苦労をするまさにスタートダッシュに遅れた選手みたいになってしまいましたけども、じわじわと理解していき後半ガッチリのめり込むことができました。が、やっぱり理解できていないとこも多かったので、パンフレットを購入してなるほどぉ~となんとか理解できたけども、理解度では90%で終わってしまった感覚になり不完全燃焼で終わった気分になりました。けど、2回目鑑賞からは小説やコミックを読んでいる気分ですごく楽しめていける作品だと私は思いました。

 でも、演出は素晴らしい!!カッコイイ!奥行き感をうまく使った演出もいいし、砂の惑星だけど近未来のおしゃれな世界観の衣装も世界観を生み出すセットもカッコイイ!
 アクションも兵士1人1人がエヴァンゲリオンで例えるとATフィールドみたいなバリアを持っているので、特殊な針を使うか接近戦で行くしかない面白いバトル方式。もう拳銃を使ったアクションはいいやっ!!と言わんばかりのバトルアクションシーンはぜみ見ものなのでご注目していただきたい。

 キャストメンバーもナイスキャスティングでした。
 今回はやっぱ主人公ポール役のティモシーシャラメですわ。どんどん追い込まれる中戦いを続けていき成長する姿はぜひ本編をご覧いただきたい。

 もう、言えないことだらけだし、もう1度言いますが鑑賞後パンフレット購入をおススメします。久々に良心的なパンフレットに巡り合えたと思ってます(笑)それで、ようやスッキリ理解できて2回目鑑賞以降はすごく楽になれると思います。
 この作品こそIMAXレベルの巨大スクリーンで見ることをおススメしたいし、ブルーレイ化されても大迫力のホームシアターや頑張って80インチぐらいのテレビで見てみたい作品ですねぇ。そうハッキリ言いたいほど、大画面でこの作品のすごさを体験していただきたい!!
 まさに、大画面で見て損はなし!!

 そして邦題は「デューン砂の惑星」ですが洋題は・・・というとこも注目していただきたい。
 現実逃避をしてアドベンチャーにのめり込みたい方はぜひご覧あれと言える1本ですぞ!!
ぐっさん

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