「デューン」は呪われているとしか言いようがありません。
ホドロフスキー案の頓挫、デイヴィッド・リンチ版の失敗、そしてこのドゥニ・ヴィルヌーヴ版の出来を考えれば、そういう気持ちにもなります。
多分、真正面から取り掛かるのはだめで、発想の転換をしてどこか一部を劇場版として映画化すべき物語なんでしょう。
オリジナルですのでまた違いますが「スターウォーズ」が3×3部作のエピソード4から入ったように。
映画は、登場人物たちが主に室内で交わす台詞で物語を説明し、最新の映像処理で映画的迫力を出すという、その繰り返しでつまらないです。
こういう物語には必須の精神性がありません。
「ネタバレレビュー・あらすじ:デューンは呪われている」
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