三角

DUNE/デューン 砂の惑星の三角のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
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原作未読でこの先を知らないのだが月並みの(ライオンキングみたいな)貴種流離譚が展開するなら、嫌いな話だな〜…でもその、月並みの貴種流離譚で母親が死なずに(故郷に留まらずに)活躍…まではいかんでも主人公に追随してきているのはセオリーから逸れており稀有で気になる…でも結局重要なのは母ではなくお腹の子なんですかねぇ?という予感もするのでそんなのに何部作も付き合える〜?とか色々思う…
富豪の嫡子が辺境の地で命を狙われる…こんなん征服者の欺瞞…とか思ってシラけていたところ、帝国崩壊…現地に混合し伏兵するのはアツいと思ったところで終わっている
やはり気になるのは母で…母の背後に見え隠れする謎のスピっぽい組織も含め、ちょっと見たことない怖さがある、原作読むべきでしょうか…それから主人公ポールが未来の出来事を夢に見ていたり、起こる出来事を口にしたりするのだが、これも月並みな予知なのか、完全な未来視で主人公だけその他登場人物と位相が変わってくるというか、作品世界の時間軸の上位にいる状態なのかで個人的評価が変わってくるので…次も見ます…IMAXでな…
テネットのニールとか進撃後半のエレンみたいな存在って私ははじめて見たのがメッセージだったので、またヴィルヌーブが撮るからにはもう一段階ギア上げてくれ!という期待もある
いちばん好きというか唯一肩入れできるキャラは帝国から誰が来ようと関係ないけど?という態度の現地のカインズ博士〜死に様もGOODでした
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