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DUNE/デューン 砂の惑星のpralineのレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.6
眠気との戦い、とまではならなくてよかった。
ドゥニ監督作品は不勉強なのでブレランのイメージが強いのだが、本作も通ずるイメージの世界観だったな。
これが原作勢からするとイメージ通りなのか、ドゥニワールドなのか僕には分かりかねるのだが(世間の反応もどっちともあった)、これが数十年前のSFと思うと興味深い。
ライトノベルなどの若者向けエンタメの礎が詰まっていた。
でも今となっては、若者からしたら逆に「どっかで観たことある」となってしまうのかもな。

ただ、丁寧に描かれている反面波がめちゃくちゃあるわけじゃないので、どうしても画面いっぱいのシャラメの美しさに目が行きがちなのもわかる。
たしかに美しくて世界観に合っていたし。
まぁ僕はモモアマンに夢中だったけどね。

話としては、続編観てみないと自分の評価的な結論は出せないけど、観る価値はある作品だった。
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