予備知識ゼロ、ティミー出てなかったら観に行ってないんだけど、アメリカって映画に本気出したらこんなことになるのか…ただただ唖然としてしまいました。
映画館で観ることにこそ意味がある映画。
(IMAXで撮影されたということで、アスペクト比がちょいちょい変わる。)
海のようにうねる砂が美しくて恐ろしい。
さらさらと風に身を任せ舞う砂が美しくて寂しい。
DUNE。畏れと美しさが同居する惑星が客席にまで迫り来る。
石油を思わせる「スパイス」っちゅう資源を巡る政治があって、父の遺志を継ごうという青年がいて。
物語が動き出すまでを丁寧に丁寧に描く。
フルードとの共生ができてこそ、power of desert を手にしたと言える…?
息子と母親と夢に見た女性。
バランスは取れないだろうな。ヒロインがママからゼンデイヤになっちゃうんかな。楽しみ。
建物や衣装はエキゾチックで洗練されていて美しい。風に靡くものが多い。
音効もすばらしく、「ヴォイス」やシールドなんかはもはや心地よい。
そして音楽、相変わらずのハンスジマー。
パート1、ばっちりでした。パート2が待ち遠しい。