このレビューはネタバレを含みます
酷評の嵐、自分も同じ解釈しか出来ないだろうなと絶対観ないと思っていた。
家族が観たい観たいと言うので仕方なく。
一緒に観る気もさらさら無く、それなのに観てもいないのに冷評は不当だみたいな流れに負けて観てしまった。
個人的にはドラクエVが好きだからこそ観たくないと主張したが、そこの気持ちを理解してもらえなかったのが本当に辛い。
本作の駄目な点はクライマックスだと聞いていた。
しかし冒頭から最後までずっと怒りが収まらない、それくらいに酷かった。
まずドラクエVを知らないで鑑賞して楽しかったなんて思える人、マジか？
ストーリーを滅茶苦茶圧縮して大事な要素だけ抑えたつもりの内容のようで、説明の足りないことだらけに思えた。
家族なんて全く理解できていなくて、原作知ってる自分が説明しながらの馬鹿馬鹿しい構図での鑑賞は流石に萎えた。
作品へのリスペクトもなければ思い入れもない。
それは監督がドラクエという概念に興味がない人間だったのだから仕方ないけど、このクライマックスをふと思い付いたことを理由に安請け合いするに至った経緯はやはり許し難い。
この終わり方をやりたかっただけなら自身のオリジナルの媒体で勝手にやるべきだった。
ドラクエというブランドで何故やってしまったのか、理解に苦しむ。
