最初に。私はそんな酷評するほど酷い映画とは思いませんでした。ドラクエ大好きで、特に5と6が好きで機種違いで何回もプレイし、ビアンカと、フローラ、さらにはデボラまで妻にしたほどドラクエ好きの私です。かなりの酷評なのでなんでかなー、と思いつつも見てなるほど〜、とわかりました。
壮大なストーリーなので多少端折るのは仕方がないと思いますが、バトルシーンや、魔法の使い方、キャラクターもあえて鳥山明風にしなかったのは良かったと思います。というかプロポーズのシーンとか、あのキャラクターが動いてるというそれだけで胸熱なんです！！！！佐藤健の吹き替えも良かったし、意外とビアンカも良かったですね。
で、最後のシーンが賛否両論なのはまぁ、わからなくもないですが私は逆にすごいなと思いました。あえてあのラストにしないでただのゲームを映画にしました、でもよかったのにそうしなかった。製作陣、特に堀井雄二さんの信念だと思いますが、プレイヤーが勇者である。映画だろうとゲームだろうと変わらない信念。ここに尽きるのかなぁと。
まぁそうだとしてもこのラストに好き嫌いがあるのは理解できなくもないですけれど。しかし、私はその信念に敬意を込めて★
追記:なぜこんなに酷評されるのだろうと思ったのですが、何となく本でも、映画でも、作品から何かを感じ取る感覚が皆なくなってきているのかなぁと感じました。そのまま受け取り、深く考えることがない。確かに好き嫌いもあると思いますが、悲しいなぁと感じました。良い作品ほど賛否両論があるものですが。天気の子もしかり。
