わたぼう

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのわたぼうのレビュー・感想・評価

1.5
DQ5は大好きなので、山崎貴と聞いた時点で見る気は無かった。案の定の評判を聞いて、時間とお金がもったいないんだろうなと思いつつも、むしろ観たくなり、我慢ができず観てきた! ビール飲みながら鑑賞したんだけど、なんと想像してたよりよかった。

DQ5が好きだからなだけかもだけど数シーン(最初のすりかえのとこ、サンチョとの再会、石化解除のとこ)は泣けた。おお、勇者よ、泣いてしまうとは情けない…

ボロクソに罵りたかったのに…。

でも開始1秒でつまらなそうだと思った映画はなかなかない。冒頭の演出クソダサっ。

冒頭から中盤、良いところはちょこちょこあったけど、基本的にドラクエを舐めてるなーと思った。

ニコ動みたいにコメントしまくりたくなる映画。
以下、ツッコミポイント。

・リュカとヘンリーの奴隷時代のヒゲのCG要る?
・無駄な描写も多く、CG作ってる人たちが可哀想だなと思った。
・バギマ使いすぎ。糞AIか。
・双子じゃない!
・ストロスの杖って投げて使うのかよ。
・ブオーン救援に草

最後フローラが助けに来たほうが胸熱だったんじゃなかろうか。やまびこのぼうしでイオナズン連発。それならファンの支持も集めただろうにー。さらに青い髪の女の子を連れてたら話題騒然だったのに。しかもそれみて汗だくになる主人公。

あと問題のラストは予想してたのと全然違った。

予想していたドラクエ・マイストーリー

ラスボスのミルドラース戦、あと一歩で勝てるという場面で、ブツンと黒画面に。「ゴハン出来てるって言ってるでしょ!いつまでゲームやってるの!」と怒る現実世界のお母さんが登場。スーファミのコンセントを抜いたため、ゲームが途切れたのだ。「わぁ!コンセント抜くなよ!母さん!」とキレる現実世界の主人公(CV:佐藤健)「セーブデータが消えちゃうかもしれないじゃんかよー」と、確認のため電源を入れ直すと、呪いのBGMが流れ、冒険の書が消えてしまう。落胆する主人公。「大人になれ」と慰める父親。しかし、一つだけ消えてなかった冒険の書があった。それは結婚式の前でセーブしたものだった。夕飯を食べたあと、またゲームを始める主人公。「じゃあ今度はフローラにしてみようかな」ゲームの世界にまた戻り、フローラとの結婚式の場面で、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のタイトルが出て、ドラクエ序曲が流れエンディングとなる。
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