このレビューはネタバレを含みます
ドラクエ5はやったけど昔過ぎてストーリーはあまり覚えていない。
映画はかなり酷評されていたのは知っているが記憶にもさほどなくそこまでの思い入れもなかったせいかそれなりには楽しめていた。
ゲームのボリュームを映画の尺に納めるために端折りまくっての超特急の駆け足のためストーリーを楽しむ感じではない。最低限知っているところがあるから成り立っている。
CG自体は良くできており流石の一言。
声は声優でなくタレント起用なのでちょいちょい棒読みが目立つ。
問題はラストが台無しとか酷評されていた部分である。
ゲマを倒した後に突然謎のキャラが出てきてこの世界がVRの世界で主人公リュカはこの世界の住人としての記憶を与えられたゲームプレイヤーと言う真実が発覚する。SAOの世界である。
ラスボスはこのゲームを破壊するウィルスとなる。
この超展開にラストの酷評に納得が行く。
オリジナルな作品ならともかくドラクエの題材で必要かと言われると大半は望んでないだろう。
素直にミルドラースの方が盛り上がっただろう。
監督などの上層部がゲーム未プレイで思い入れもないから為せる技ではあるのだろう。
主人公の名前リュカも小説版からの無断での改変使用で裁判になったりとしてるのもこう言うところなんだろうなと思う。
これに限らず原作物に感しては原作をリスペクトして欲しい、ファンがそう思える物であって欲しいな。