このレビューはネタバレを含みます
伊藤沙莉が出てるってだけで無条件に鑑賞。
原作があるみたいだけど、生理を擬人化するってめちゃくちゃいいアイデアやと思った。重さ（？）みたいなのが大きさで表現してるのも面白かったし、喋っちゃうってのも良かったし、淡々としてるけど助言じみた台詞も良かったね。
擬人化で特に面白かったのは性欲くん。性欲くんの声ちっちゃい台詞ね笑。慌てて帰る男子も情けないと思うけど、健気というか青っぽい感じは、ふと懐かしさを覚えた。忘れちゃったなぁ、あの感じ笑。
原作にあるのかどうかわからないのだけど、主人公が生理の重さゆえの生きにくさみたいな展開はあれど、それとは別で1人の女性としての人生を追ってる雰囲気は「生理関係ねえじゃん」…かと思いきや、経験者として彼氏の娘の力になるって展開はお見事って思った。
あんなにあからさまに反抗する娘もいないと思うけどね汗。食べ物を粗末にしちゃいけません！それをちゃんと叱れない父親は…ま、その程度の男ってことなのかな？
そして、伊藤沙莉は『獣道』で見せた輝きはなかったなぁ。なんか中途半端な雰囲気が多かったね。オタクキャラを演じる上で伊藤沙莉の魅力は十分出てたのは確かで、声には出さず心の中でまくし立ててる時の表情とか、担当者から走って逃げるところは恋をした。ただ、ちょっともったいないシーンがね。
「スペランカー級の難易度」ってセリフはドストライクで萌えた。
