猿山リム

初恋ロスタイムの猿山リムのレビュー・感想・評価

初恋ロスタイム(2019年製作の映画)
4.0
 原作は小説らしいが未読。
 止まった時間の中、動くことができた男女二人の物語。
 ・・・なので、不思議スイッチonの青春恋愛映画。

 まず真っ先に思ったのが、「フローズン・タイム」っぽいな。
 「フローズン・タイム」の中でも、止めたはずの時間の中を動けてしまった自分以外の存在が描かれていた。
 そこから膨らませた物語かなと。
 止まった時間の中、スケッチをする辺りも共通しているし。
※まぁ「フローズン・タイム」は止まった時間の中、女性を脱がせてのヌードデッサンだったりするけれど。
 この映画の主人公は、男最大の妄想世界の中、割と誠実に行動する。
 まぁ自分以外の動ける女の子がいる以上うかつにエッチなこと出来なかったのかもしれないが。

 緻密に設定されたルールの中、おかしな部分もなくもないけれど、原作を読めば解決する感じかしら。
 まぁスタンダードに展開して、間違いない行程を経る感じ。

 感想は、人それぞれありそうだ。
 素直に面白かった自分もいるし、男性優位の構成が気持ち悪かった自分もいる。
 もっとみせる構成もあった気がするが、原作の方の感想になりそうでもあり、遠からず読んでみたいと思った。
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