スターリンが統治する
1930年代のソビエト
極寒のウクライナ
幼い子供だけが住む小屋で
薄いスープと一欠片の肉を手にする
イギリス人ジャーナリストの
ジョーンズ
「これ(肉)は、どこで?(手に入れた?)」
「ユーリャ」
「それは誰だ?」
「…兄」
「何処に居るんだ? 狩りか?」
幼い子供は皿に残った肉片を大事そうに袋にしまう。
…ウクライナで起こった人為的な大飢饉
食べるものが無い中、人の肉を食べるしかない状態になっていた。
ソビエトはその事実を無かったように
彼を脅し、報道する事を妨害した。
しかし揺るぎない信念を持つ彼は
このホロドモールを世界に知らしめた
何かと先走り過ぎる彼の行動が
知られる事の無かったこの事実を
白日のもとにしなかったら
きっとずっと隠されていたであろう事実
その後、彼は残念な結果となったが
その行動に後悔は無かったと思います。
映画としてだけど
この残酷な歴史の一部を
知ることができて
良かった