sally

赤い闇 スターリンの冷たい大地でのsallyのレビュー・感想・評価

3.9
久しぶりに、会場での「試写会」が映画を見てきました!

会場を待って、映画が始まり、大興奮でした。



毎年、夏になると、ここ数年、ヨーロッパの戦争と言うか、第二次世界大戦のドイツモノなどが公開され、知らない歴史に触れられる事を楽しみにしていて、本作品も、今回大変に楽しみにしていました。

本作品、まずは、日本人には、予め予習と言うか、この頃のヨーロッパの事情を知ってから臨むと良いかな・・・・

正直、当時のヨーロッパの事情が分からないと少し難解かな・・・・・

本作品のお話が、実話と聞いて、本当にびっくり、「誰かの洒落た靴の下で、どれだけの人が涙をながしているのか(THE MODSの歌詞から引用)」

怒りというより、呆れてしまう・・・しかし、本作品の内容ですが、今でも現実に同じような事が行われているんじゃない、同国では、相手は○○だけどね・・・・・正直、何時も思うけど、大変に汚い国だな・・・・・

本作品より1週間先い公開されるジュディ・デンチ主演「ジョーンの秘密」を後で見ると良いらしいね。

ある意味、話が続くと言うか・・・・

本作品の監督のアグニェシュカ・ホランドって社会派の映画を作れるしエンターテインメント作品も作れるし、非常に器用な方ですが、本作品も、結構映像に凝っていて、カラーからモノクロ(シルバーカラーかも)になったり、要所要所にシュールに撮られている。

内容にメリハリがある意味、無いと言うか、淡々と話が進むので、出来れば、予習して見た方が良いかな・・・

しかし、この作品が実話と言う事で、主人公の方を考えると少し虚しくなるな・・・・・

良い映画でした。
sally

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