このレビューはネタバレを含みます
掃き溜めの中にいる年老いたアル中の売春婦たちが、これまたアル中のクソ野郎に殺されてく話。
幸が薄い人たちが救いなく殺されても、
あんま悲しみとか感情移入できないよね。
唯一出てくる若く美しい女の子は、物語と一切関わることなく通り過ぎていくだけ。
音は生々しいのだが…
レベルがデカすぎて「えっ、近隣の人にばれるんじゃないの?」って冒頭はドキドキする。しかしながら、ずっとデカいまんまなので後半はハラハラもしなくなってくる。
多分史実に基づいてるのかな?部屋の作りとか狭いの再現してるんだろうけど、狭すぎて画角が同じアングルばっかり。
リアリティはあるのかもしれんけど、
殺害シーンに画のバリエーションがなさすぎて飽きてくる。
素直にアカデミー賞作品を観ればよかった。
しっかし、
平日の武蔵野館は有閑者しかいねぇな。