人間は死ぬと尻の筋肉が萎縮してしまい排泄物を漏らしてしまいます。が、映画の世界では基本的にそのような描写はないです。ドラマチックなシーンを台無しにしてしまいますから。
しかしこの映画は惜しみなく死体の足から茶色い半液体がトロ〜っと漏れ出しているんですよ。そういう映画です。
ホンカの自宅のような茶色くて汚い場所から近代的なショッピングモールのような清潔で色鮮やかな場所など、映像面で飽きることはないでしょう。なのであとはお伽話チックな語り口のバイオレンスが好きかどうかでこの映画は大きく分かれます。僕は好きでした。
