久々のダニーボイル。と言っても彼の作品はそこまで数は見ていない。確か127時間とスラムドッグミリオネアくらい。トレインスポッティングすら見てない。
ここ最近映画から離れていたのでとっつきやすい作品が見たいなと思って視聴。
まず驚いたことは画の綺麗さ。ダニーボイルってこんな映像綺麗な監督だっけって思った。(ファンの人すみません。)
心にくる美しいショットも多く映像面でしっかりとした魅力がある作品だった。
肝心なストーリーだが全体としては雰囲気も良く楽しめる王道者。展開もメッセージ性も目新しさこそないものの何個か感動的な展開もあり、色々な面で万人受けしそう。
個人的に微妙だなと思ったのがカット割の早さとテンポ感。テンポがはやい映画って色々見てきたがかなり難易度高そうだなと思う。
エドガーライトとかフィンチャーとかの作品のように好きなハイテンポ映画はたくさんあるけど、今作のテンポ感には少し置いてかれた印象。カット割も想像以上に早く、せっかく美しい画なのにすぐに変わってしまったりしてそこは残念だった。
色々文句的なことを書いてしまったが
見やすくほっこりしていて観賞後のさわやかさもかなり魅力的。人にも勧めやすい作品。
