Reiren

イエスタデイのReirenのネタバレレビュー・内容・結末

イエスタデイ(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

ザ・ビートルズのいない世界
(タバコもコーラもハリポタもいない)
にトリップしてしまった男が、ビートルズの
曲を自分のオリジナルと偽ってスターに
なるが
「(愛される人としての)自分の枠」が欲しい
と言う幼馴染との愛を成立させるため、
コンサートで正直に彼女とファンに真実を告げ
彼女と結ばれてメデタシとなる話

有名になって金持ちになるよりも
普通の生活を送りたい、という思いは
有名に「なってしまった」人にとっては本音かも。
ましてや偽りの成功なら尚更

ヒロインはやや身勝手な女性と思ったが
主人公ジャックの迷いや苦悩には共感できた
幼馴染との恋愛って身近すぎて難しいと思う

この世界では78歳まで生きている無名の
ジョン・レノンを訪ねたジャックの感無量感には
笑った
笑えない現実もあるけれど・・・
ハリポタが存在しないとか、こういう苦みの
効いた英国風ジョークは好みが分かれるかも
しれない

エンドロールで流れたオリジナルの「ヘイ・
ジュード」には、しみじみ感動した
名曲だなぁ・・・
Reiren

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