突如放り込まれたビートルズが存在しない世界。
カメオ出演のエドシーランが完敗を認め平伏した僕の作詞作曲活動は、うろ覚えの歌詞を思い出す作業。
僕は偉大な楽曲を世に贈る伝道師。もしくは金と名声の亡者たる盗作ペテン師…。
パラレルワールドに存在しない単語を検索して呆然とする様子が笑える。
タバコは郊外の街。コーラはコカイン王。ビートルズは甲虫、甲虫、甲虫🪲
本作でリリージェームズのイメージが一変した。甘ったるいキラキラ女子という印象だったが、美人なのに絶妙にダサくてさっぱりさばさばした雰囲気がとっても魅力的。
特に駅カフェで別れ話をする下りむっちゃ良かった。ロッキーのポテチつまむタイミングよ。
ビートルズの楽曲たちによって多幸感に包まれる素敵な映画でした。