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イエスタデイのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
3.5
ビートルズを知らない仮想世界で人気者になっていく若者と幼なじみの女性との恋愛模様を、ビートルズの名曲に乗せて描く。
監督はダニー・ボイル、
脚本は「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス。
原題: Yesterday(2019年)

イギリスの海辺の町に暮らすシンガー・ソングライター、ジャック(ヒメーシュ・パテル)は、自作曲が全く注目されないので、音楽の夢を諦めようと決心する。
そんな時、世界的規模で12秒間の停電が発生。交通事故に遭って昏睡状態から目覚めると、誰も"ザ・ビートルズ"を知らない世界になっていた。
"彼らの名曲を覚えているのは世界で自分だけ"なのをよいことに、ビートルズの曲を自分の曲として次から次へと発表し、注目を集める。
しかし、成功と裏腹に、売れない時代に彼を支え続け、彼からの愛を密かに求めていた幼なじみのエリー(リリー・ジェームズ)は離れていく…。

ビートルズのいないパラレル・ワールドでは他にも存在しない ものがありますが、それは何かとその後のストーリー展開は、見てのお楽しみ。

「君は○○。俺はサリエリだ」

「なぜ、私はこの枠なの?"友だち、マネージャー、付き人"の枠…"○○"じゃなくて」

「○○になる秘訣を知りたいか?
愛する女に愛を伝え、ウソをつかないで生きることだよ」

「僕は○○なんだろ?悪くない位置だ。○○で終わる名曲もある。
優しさは○○よ」

ビートルズ・ファンには、楽曲を聞いているだけでも楽しめる
(個人的には、「Across the Universe」も入れて欲しかった)。
エド・シーラン(本人が出演)は、本作のために「One Life」と「Penguin」の2曲の新曲を提供。
なお、ジョン・レノン役はロバート・カーライル(ノンクレジット)。
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