このレビューはネタバレを含みます
いろいろとツッコミどころもあるけれど、ビートルズ愛が伝わる素敵な作品でした☺️
作品全体は現代的で、少し驚きました。SNS で音楽が広まっていく様子が表現されていたり、実在の人物の名前や商品が出てきたり。あと、James Corden の Late Late Show がそのまんま出てきたり(笑)
エド・シーランはちょい役ではなく、けっこう出番もありました。この人、「ブリジット・ジョーンズの日記3」にも出てたなー。この時は、主人公にスタバの店員扱いされてました😅
リリー・ジェームズはとってもキュート!I wanna hold your handのレコーディングで手拍子🙌したりしてたシーンは特に可愛かった!!
あと、78歳のジョン・レノン登場には、本当にびっくり😲ロバート・カーライルという俳優さんが演じていたようです。
「ロケットマン」でも、エルトン・ジョンが曲のヒットとは裏腹に、苦しめられていくシーンがありましたが、この作品でも同じようなことが描かれていました。ジャックが、創作活動とは関係ない、曲を売り出すための戦略活動に耐えられなくなっていくシーンは、見ていて心苦しかったです。この映画を見て、音楽一つを世間に出すだけでも、沢山の人が関わって、相当な努力がされているということが、とてもよく分かりました。それはそれで凄いことだけれど、そういう環境でアーティストが本当に表現したいことができているのか、疑問に思いました。「はじまりのうた」で描かれていた、音楽業界のシステムへの批判がちょっぴり理解できました。
ラストは超特急でまとめた感じがありましたが、素敵な終わり方で良かったと思います!エンドロールのHey Jude も!
感想とは関係ないですけど、公開初日に、映画館に行って見るってなんか良いですね。自分の特別な1本になりそうです☺️
追記:映画を見た方、ぜひYouTube で deleted scenes と調べてみてください。ヒメーシュ・パテルが something を歌うとっても良いシーンがありますよ〜