みー

イエスタデイのみーのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
4.3
・再編集・

ビートルズフリークの夫と、公開前から観るのを楽しみにしておりました。
夫にこの映画のあらすじを教えた時に、「音楽をやる人間なら一度は必ず妄想するテーマだ!」と息巻いておりました😁
私は考えた事もないけど(笑) 

私自身、ビートルズは子供の頃から聴き続けていて、最初は父親のカセットテープだったかなぁ。その後少ないお小遣いで海賊版のようなCDを買い、「Bad Boy」のジョン・レノンの声に脳天突き抜かされて、どハマり。なぜ海賊版にあの曲が(笑)

ビートルズはその時々にハマる曲が変わり、思い出とともに甦る曲もあり、その魅力は計り知れません。結婚式のBGMも、出産の時に分娩室でかけて欲しいと病院に渡したCDも、ビートルズ。
結婚式では、父親への手紙で「Golden Slumber 」、二次会のサプライズで、夫から私への手紙でWings(解散後のポールのバンド)の曲「My Love」が流れて、大号泣😭
今や父も夫も酒ばっかり飲んで、夫は本当に大丈夫か?ってくらいベロベロで帰宅するから堪忍袋がブチブチ音を立てますが、ポールに免じて毎回許しています(笑)

ポールの来日公演、六本木の神ライブバーのアビーロードへも行きました。(こちらのライブは本当にすごく感動します!!!また何度でも行きたい!!)

前置きが長くなりましたが、そんな私達の神様をどうテーマにしてくれるのかな?とワクワク。

結果、映画として素直に面白かったです!
ただ、点数的にはビートルズの曲を大音響で聞けた事に加点しまくり(笑)
主人公のジャックはとっても歌がうまく、本当に自分の曲かのように歌う姿に、すごく感動しました。曲が流れるたびに、な、涙が…。
やっぱりThe Beatlesって最っっ高だよねと再認識。超ミラクルウルトラスーパーメロディーメイカー。歌詞も曲も、やっぱり最高なの。

ストーリーとしてはベタではあったけれど、心が温かくなる素敵な話でした。ファンタジーの中の、ビートルズへ向けた愛のメッセージも受け取れました。
小ネタやエド・シーランにも、テンションが上がりました。この映画に出てくれた、いい人だ!

(ちなみに、エド・シーラン。今年ジョン・メイヤーというギタリストのライブの時に飛び入りゲストで来ていて、生で観ちゃいました(//∇//) Thinking Out Loudを歌っておりました。声が良すぎてビビった。
この曲、「darling, I will be loving you 'til we're 70」という歌詞があって、「When I’m Sixty Four」を彷彿とさせる、超素敵なラブソングです)

さて、ビートルズに思い入れのある人は、シーンに合わせて流れる曲に非常に心が揺さぶられるだろうけれど、そうでもない人には、どうなんだろうか。
そういう魅せ方としては、ジョン・カーニーの方が、ジワワ〜ンと来て、好みかなぁ。

全体的に明るいノリで、クスッと笑わせてくれるシーンも多かったです。随所にビートルズトリビアが散りばめられており、マニアはもちろん、あまり知らない人も、しっかりと主人公に感情移入出来ると思うし、満足できる内容だったと思います!

でもでも!もうちっとマニアックな曲もたくさん使って欲しかったーー!BGMでいいんだけどなぁ。許可とか難しいんだろうか。

『I’ll Be Back』とか、ピッタリだと思うんだけど。
(※ターミネーターではありません。ラブソングよ〜)

フォロワー様がベスト5を作っておられたので、私もやってみたんだけど…当然決められなくて(笑)、あえてマイナー寄りに考えてみました。(…と言っても、全てがメジャーなんですが。。)
一年後には、リストがまた変わるんだろうなぁ。
あー楽しひー(๑˃̵ᴗ˂̵)
ご興味のある方は、コメント欄へ…♫

追記♫

その後、夫に「yesterday」の弾き語りを習ってます。ギターに触るの20年ぶり笑
そして結構むずいー。でも、弾いてみるとこの神曲っぷりが更に分かって、弾きながら泣くという。ポールゥ〜!
ジェルネイルが趣味だけど、邪魔なので除去!!爪、ガッサガサ。
本格的にギター習いたい。
みー

みー