ゆうか

イエスタデイのゆうかのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
4.0
ビートルズ讃歌かと思ったら、それに乗せた人生讃歌。愛の素晴らしさを説いており、「ラブアクチュアリー」「アバウトタイム」のリチャードカーティス(脚本)らしい作品。
アバウトタイムで監督は最後と言っていたリチャードカーティスが脚本とはいえ新たな作品を生み出してくれたことは嬉しい。

身近な大切な人と共に人生を歩んでいくことの素晴らしさを説く作品は他にもあるかもしれないけれど、「もしもビートルズが世界から消えたなら」の設定の中でやるところが独創的。
ビートルズの曲の素晴らしさも感じられるので、一粒で2度美味しい的な作品でした。

そして世界的な成功をおさめながらも幼なじみと結婚したエドシーランが出演しているのも、作品のテーマに逆らっておらず微笑ましく思いました。エドシーランってきっと多分良い人そう。彼くらいのミュージシャンなら、相手がいくらビートルズとは言え、この役嫌がるかもしれないのに、素敵でした。
ゆうか

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