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イエスタデイのesのレビュー・感想・評価

イエスタデイ(2019年製作の映画)
3.8
リチャード・カーティスの脚本は好きだけれど、彼が描くキャラクターは独特なウザさと恥ずかしさとどこか憎めない愛らしさが常に紙一重なので、監督自身が映し出さないとただのウザくて恥ずかしい奴になりかねないなと思ってしまった。そして今作の場合は、ダニー・ボイルの持つ鋭さとぶつかり合って、悪く作用していた気がする。
ビートルズの偉大さをこういう形で表現するのは、とても面白い。ただビートルズ以降のあらゆるアーティストは少なからずビートルズの影響を受けていると思うので、存在が消えてしまったら作風も変わるかもとか余計なことまで考えてしまった。
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