このレビューはネタバレを含みます
ビートルズ以外にもいくつもこの世から消えたものがあったのね^_^
だからこそ、棚ぼたの成功をつかむペテン師ではなく、ミュージシャンである主人公がビートルズの名曲の伝道師としての生き方を選ぶという意味が生まれてもやもや感がなかった。
数々の名曲を記憶のみから耳コピしていくなんてなんだかんだプロの技。もしジャックがハリーポッターの小説丸暗記してたらそっちの原作者として名を馳せていたのかもしれない。
停電の夜にただ全世界の人の記憶が消えた、のではなく、違う世界線が生まれてしまった。ジョンを登場させたかったためのなんともアメコミチックな設定もご愛嬌。
主人公の歌唱力、とてもいいのだけど、やっぱり本家の表現力はすごいと再確認させられてしまう。
エド・シーランのアルカイックスマイル、映画の中でもそのまんま。自然な存在感がすごい。
敏腕女性マネージャー、腕短くて、ギスギスしてて、かわいそう。