ケニアの村で風車を作ろうとした少年の実話。
少年が教育を受けたから風車を作れました、やっぱり教育って大事だよねって単純な話ではないのがミソ。きっかけとしては勿論重要だけど、普通の教育を受けたら誰もが風車を作れるわけじゃないしね。
風車作りは家族や村のためになることなのに最初は猛反対する父親。これは生活がギリギリってのもあるけど、1番の理由は父親が教育を受けていなくて理解ができないから。
1人だけが頭良くても世界を動かすのは難しい。みんながある程度の水準の知識を持っていないと人を動かせない。
主人公の両親が教育の重要さを理解してる人じゃなかったら、この風車も完成せずに終わっていたかもしれない。
そういった部分でも教育の大切さがよくわかる作品。