抹茶マラカス

ピリオド -羽ばたく女性たち-の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

4.1
第91回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門受賞作。
未見だが、昨年公開されていた「パッドマン」と同様の話。どちらかといえば、普及に焦点が当てられていた印象。
だからこそ、辛い現状を示すのではなく、生理用品の普及によってこれから羽ばたいていく、強固な父権主義を脱そうとする女性の姿を描いていた。父権主義が悪いとは言わないが、活躍したい人物が性別によってその意思を妨げられるのは絶対にいいことでは無い。
そして自分が男であるために想像しえない世界だけに、分かっていないという事実を忘れずにいたい。