ゆっきー

The Illumination(英題)のゆっきーのレビュー・感想・評価

The Illumination(英題)(1973年製作の映画)
5.0
人生ベストの1本
超絶大傑作。この世を解明したいと思ってる青年が物理➡︎生物学➡︎果ては宗教と専攻を変えていくが挫折に終わる。
ミクロを研究することでマクロを解明しようとする話であるが映画の構造もそれに準じている。

『家族生活』では見られなかったジャンプカットが復活し、ワンショットワンショット顕微鏡の視点のごとく接写する。そのショット群は結晶の構造のごとく見事に全体を形成する。
ウェルズやエイゼンシュテインのごとく強いショット撮るぞという意気込みはないが結果的に強いショットになる凄みがある。
ゆっきー

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