片腕マシンボーイ

殺人鬼を飼う女の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

殺人鬼を飼う女(2019年製作の映画)
2.2
もともとつまらん作品ばっかり撮る監督ってイメージの中田秀夫やけども、こんなん見せられたらエライザ様の「貞子」が不安しかなくなるやんけ!ぷんすか!

私ってば多重人格なんよ、って話

マシンボーイってば、これ原作読んだんかな?大石圭作品はけっこう読んでるけど似たようなん多いからわからへんのよなぁ…
とはいえ、本作を観たんは大石圭目的ではなく若菜姫目的ですよ!ぺろぺろ

若菜姫とは?
仮面ライダーWに出てくるキャラクター園咲若菜(クレイドールドーパント)の事である、ぺろぺろ
表の顔はみんなのアイドルでありながら、風都の裏社会を牛耳る園咲家の次女として裏で悪事の限りを尽くす、ドS系かわいこちゃんなのであります!ぺろぺろ

そんな若菜姫を演じた飛鳥凛ちゃんがヒロインやから観てきたよ、ぺろぺろ
凛ちゃんはな、ロマンポルノリブートの中田秀夫の作品「ホワイトリリー」で脱いで以来、脱げるかわいこちゃんとしてけっこう活躍しているんですがね、個人的には脱がずに売れて欲しかったからね、凛ちゃんの美しいビーチク見る度にちょっとだけ傷心なのでありますよ…スンスン
だから本作もエロサイコ映画やから絡みがけっこうありましてね、マシンボーイはスンスンなりながら観てましたよなぁ
…いや、危うくスゥスゥなるとこやったわ、「ひまわりDays 全身が性感帯」のレビューでも書いたけどマシンボーイってば退屈なラブシーンが苦手やねん、本作もラブシーンで何度か落ちかけたわ、凛ちゃんじゃなかったら、どこぞのAV女優とかやったら間違いなく寝てた思うで!ぷんすか!
でもな、そもそも凛ちゃんのキャスティングもマシンボーイ的にはイマイチ納得がいかなくてですね、マシンボーイ的に大石圭作品のヒロインって華奢な少女ってイメージなんですよなぁ、凛ちゃんってばけっこうムチムチボディやし、若菜姫のイメージやからか気が強くて並の男じゃ歯が立たない感じがしちゃうんよ、マシンボーイってば若菜姫にお尻をバチンバチン折檻されたいもの、ぺろぺろ

で、そのヒロインの中には凛ちゃん以外にも3人の人格がいましてね、凛ちゃんの事を大好きなレズビアンと、ヤリマン、あと幼い少女、それぞれの人格を別の女優さんが演じているんですが…
いやいや、少女役の女優さんが少女じゃないから違和感しかなかったやん、普通の30歳くらいの女の人に幼い格好させて少女ですは無いわ、そこは子役やなきゃあかんやろ?無理なら設定変えろや!
凛ちゃんはじめレズビアンやヤリマンは良かっただけに残念やわ

あとは安定の吉岡睦雄に、凛ちゃんの母親のゲスババアもめちゃ良かったんやけどな、まぢあのババア出てきた瞬間に嫌いになれる!素晴らしい悪役!
ただ、ストーカーの店長とか、良いキャラしてただけに勿体ないよなぁ!キャラの使い方がヘタ

そうな、もちろん尺の問題もあるだろうけど、ヒロインの過去とか人格の生まれた過程とか、描ききれていないところが多すぎて薄っぺらい、設定や登場人物とかは素敵やから、読んだか読んでないかは忘れたけど、原作はもっと濃密で面白い作品なんやろうなぁ
エロシーンなんて削ってもいいからもっと物語を楽しみたかった!

やっぱり多重人格映画の最高峰は「わたしはわたし OL葉子の深夜残業」やなぁ!ぺろぺろ、凛ちゃんもエロ路線で頑張るなら城定監督作に出て欲しいなぁ