さやか

サイダーのように言葉が湧き上がるのさやかのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

声にならなくても、文章にならなくても、止めようのない気持ちが次々と湧いてくる。上澄みを掬って、見知った世界に放つ。それだけで十分だった。届かなくても良かった、はずなのに。君の「苦手」を知って、同じように隠れている君に近づいて、どうしようもなく心が震える。君になら、君だから、君には、伝えたい。胸のうちで生まれたままの言葉が、今弾ける。
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