オカルトチャンピオン

ザ・テキサス・レンジャーズ​のオカルトチャンピオンのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

かつてテキサス・レンジャーズとして名を轟かせていた者たちも今は老いて何年も銃すら握っていなかったのだが、かの有名なボニー&クライドが強盗、警官殺しと世間を騒がせてはじめ、誰も彼らを捕まえることができない現状に州知事がテキサス・レンジャーズに彼らの逮捕を依頼し、追いかけるはなし。

世界恐慌による不景気の中、ボニー&クライドは銀行から金を奪っていることで世間では英雄としてアイドル的人気を博していくんだけど、警官殺しもやめない彼らはなんなのか。
そしてテキサス・レンジャーズもかつて大量に無抵抗、無関係の人間を殺してしまったことに罪の意識を背負って解消できないままでいる。

この対決、一体どうなるんだと思ってたけど、無事、ボニー&クライドにたどり着き、乱射。もう死んでるのわかっているのに、とにかく撃ちまくる。
そして、自分たちの仕事がようやく終わったこととボニー&クライドの死に嘆き叫ぶ民衆の姿を見て、自分たちと彼らは何が違ったのか。正義のために仕事をし、殺しをするということでは自分たちも彼らも同じじゃないのか。
そんな風な悲しみが最後のテキサス・レンジャーズの2人の顔に浮かんでいるような気がした。

州知事のババア調子いいな。っていう感想。