ナーオー

ザ・テキサス・レンジャーズ​のナーオーのレビュー・感想・評価

4.0
『俺たちに明日はない』を観ているから結末は分かるけど、今作は"ボニー&クライド"視点ではなく、彼らを追うテキサス・レンジャーの2人を描いた作品。
まずそこが珍しく良かったです。
"ボニー&クライド"をアンチヒーローのように描いた作品は映画や音楽、劇まであるけど、彼らを追跡して射殺した警察官視点はなかったので新鮮で良かったです。

主演を務めるケヴィン・コスナーとウディ・ハレルソンの魅力がたっぷり詰まった重厚なクライム・ドラマですが、正直な所とても退屈でした… 主に追跡劇なので仕方がないですが、その追跡が地味であまりハラハラしなかったのが残念でした。

あとケヴィン・コスナーとウディ・ハレルソンは元テキサス・レンジャー。2人は相棒同士だったということですが、相棒感があまり感じられなかったのも残念でした。2人の関係性があまり描かれず、頼れる相棒って感じがなかったです。そこが非常に残念…

と言ってもケヴィン・コスナー、ウディ・ハレルソンの2人がとにかく渋くてカッコいい映画でした。でも個人的には当初に予定されていたポール・ニューマンとロバート・レッドフォードの2人でこの映画を観たかったという想いがあります…
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