「俺たちに明日はない」のボニーとクライドを追いかける元テキサスレンジャーの老いた二人 華やかで、奉り上げられド派手に散ったボニーとクライドに対して、こちら側の老兵は地味に黙々と彼等を追う… 当然ストーリーには抑揚が乏しく退屈に感じるかもしれないが…
KコスナーとWハレルソンの味のあるバディは見応えが充分ありました 微妙な正義感の違い、老兵ならではの経験やカン! 10人以上も殺害した殺人鬼を応援してんじゃねー!と諭すシーンにはハッとさせられます…「俺たちに明日はない」を観た人達は、ほとんど彼等を悪のヒーローにしてしまってるでしょうから…
あのラストシーンは実際に二人が撃たれた場所で撮影してるらしい……この作品の視点では、ただ悲惨で残酷なだけです…「俺たちに明日はない」のそれとは全く違う描写です…何故か…悲しくなって……浮かれた記者に「恥を知れ!」と吐いたウディの言葉で、意味がよく分からん涙が溢れでてきたのは、まだ自分の中では、ボニーとクライドは、悲しき悪のヒーローなんでしょうか…