このレビューはネタバレを含みます
エンタメに振っている作品じゃないので楽しめるかどうかは人によると思うけど自分は楽しめた。ETAホフマンの話しだと言うのも今知った…。世界観が好きという理由だけで見に行った。
主人公は幼い頃のトラウマに心を乱されたり、空想に浸るあまり、側から見たら奇行を繰り返すヤバい奴なのだが、話の最後でしっかり空想の世界に区切りをつけて、作品を完成させるということを描いていてよかった。
作り出した作品が評価を得ることはもちろんなんだけど、トラウマが作品に昇華されていたり、今までの空想から生み出されたオペラのキャラクターがホフマンを祝福しているのが良かった。キャラクターたちが一番ホフマンにとって身近で、心の拠り所であると思うので。
このラストがあるから前半の暗い感じから気持ちよく終われると思う。(雰囲気が暗いのはロシアのアニメだからそういう傾向なんじゃないかなとも思う)