とりん

チャイルド・プレイのとりんのネタバレレビュー・内容・結末

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

2021年29本目

引越し先で友達のいないアンディは誕生日にスマート家電にも接続可能なAI知能を持った人形ロボット"バディ"をプレゼントされるが、その人形は不良品で次々とおかしな言動や行動を起こしていく。

1988年の第1作以降、様々な続編が作られてきた人気ホラーシリーズのリブート作品。
個人的に人形ホラーがダメなのか、あのジャケやテレビなどで紹介される映像などでなぜか少しトラウマ化してて、ずっと避けてきたシリーズ。でも映画館に観に行こうとしてたが、逃してしまい、WOWOW録画してたのをようやく意を決して鑑賞。
結果はこんなレベルなのかという残念な結果。B級ホラー感凄くて、ストーリーや映像含めどれをとってもイマイチな作品だった。

チャッキーが生まれたキッカケがベトナムの製作工場でサボってたのを理由にクビにされたことに腹を立てた作業員があらゆる制御を解除したバグを埋め込み出荷するという。しかもその男は自殺するし、最初からつまらなさそうな香りはしていた。
案の定それなりな展開が続いていき、惨殺シーンはそこまでなく、最後はたくさんの人を巻き添えにした虐殺を行うチャッキーと戦って終わり。
1番グロかったのは人間として最初の犠牲者であるシェーンの時くらいか。
スマート家電と連動したAI知能搭載という今の時代に合わせたアップデートは良い気がするが、そんなAI乗っ取りは散々他のSFやホラーでやってきていることだから今さらすぎて正直つまらない。

そして肝心のチャッキーがあまりにもブサイクすぎる。オリジナルってもっと愛嬌あって、不気味感あった気がするが、今回はただただブサイク。
オリジナルシリーズを観てないので、ストーリーの違いは触れられないが、間違いなくこれよりは良いのではと思う。
全然怖いシーンなくて拍子抜けだし、人形ならではの不気味さも感じなかった。チャッキーが脅かしてもひたすら可愛くないなぁって思っただけ。まぁでもこういうホラーってこんなものかなとも思ったり。
今度はオリジナルシリーズに挑戦してみようかな。
それにしてもチャッキーの声がまさかのマーク・ハミルには驚き。気づかなかった。
とりん

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