いや～、これは面白かった。
冒頭で上司に解雇を言い渡された工員が、自棄になってAI搭載人形バディに改造AIチップを埋め込んで、殺人兵器にしてしまう。実にわかりやすいチャッキーの誕生である。新生チャッキーは学習機能があり、ケータイ、TVなどあらゆる電化製品をリンクして操れる。耕運機、車、ドローンなどで次々と人を殺していく殺人プレイは実に盛り上がる。そして主人公アンディを愛しまくり、アンディの嫌いな奴を殺し、アンディを愛する人も殺す。旧シリーズのチャッキーとは正反対だ。これぞ現代のチャッキーなのだ。
個人的に注目したいのは二人のヒロインだ。
一人は主人公アンディのママ、カレン。16歳の時にアンディを産んで、現在はまだ30前後。女盛りで色気ムンムン。思春期の男の子にこんなママがいたら超やばいでしょ。
もう一人は近所に住む少女ファリン。男勝りでチェンソーでクマチャッキーを破壊してカッコイイぞ。
残念なのは、チャッキーのデザインがきもい。アメリカの子供たちはこんなオモチャを買うのか？(笑)
本作は「本当の友達」をテーマに、見事に『チャイルド・プレイ』シリーズを現代風にアレンジし復活させた、傑作ホラーコメディであろう。大オマケして4.0。
