Punisher田中

チャイルド・プレイのPunisher田中のレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
3.3
AI(人工知能)を利用した商品開発を行うカスラン社のタイ工場では、AIを搭載した人形「バディ」を製造していた。ある日、一人の作業員が1体のバディ人形に埋め込むAIチップを勝手に改造し、あらゆる制御を無効化されたバディ人形はそのままどこかへ出荷されていった。
一方、あまり裕福ではない母子家庭で、母親のカレンとシカゴに越したばかりの友達が一人もいない小学生のアンディはバディ人形を欲しがっている。
そこに、カレンの勤め先であるショッピングセンターへ、目が赤くなったという理由でバディ人形を返品する人物がおり、それをアンディへの誕生日プレゼントとして持ち帰ったカレン。しかし、どこか挙動がおかしいバディ人形。彼は自らを「チャッキー」と呼ぶように言うのだったが.....

グロ描写の進化と現代を舞台に上手く製作された名作のリメイク。
チャッキーが狂う動機やら様子がガバガバだが(無理矢理チャッキーと呼ばせるようなところ含め)。
しかし、AIを搭載したという設定や近未来な世界観を活かした恐怖演出は見事。
何もかもにAIが搭載されているのもなかなか怖いものだよね...実際、自動運転の自動車がハッキングされた場合、本当に所有権を手に入れられるのかなぁ....だとしたら怖すぎる....。
しかし、まぁテンポ良くヒャッハーしている今作。
特にチャッキーの織りなす、殺人ピタゴラスイッチ的な惨い殺人シーンはお見事で、血みどろパーティナイトしていて本人も満足そう。良かったね、チャッキー!

チャッキーのデザインは今までの割と可愛い人形から一点、とても気持ち悪いデザインに。
最新技術で表情が細かくなったこともまぁ良い意味で気味悪くて素晴らしいアクセントになっていたぜ!
しかし、チャッキーの暗殺ターゲット、大体が理不尽すぎて可哀想すぎる、なんでこんなことになってんだ....
同じアパートだからって呪怨の伽耶子がお前は??笑
それに近所の子供達がまぁまぁクソガキ。
あまり良いキャラがいなかったせいか、チャッキーをついつい応援してしまっていた。
軽い作品が故に、人と見てワイワイすると楽しめる作品だと思うので、人と見るのがオススメ。


自分語りですいません。
最近、体調を崩してしまい、休日中に様々な作品を観に行く予定でしたが、この状況もあって観に行けそうにないです....
皆さんも体調には気をつけて下さい....!!
また、僕の代わりに沢山作品見に行ってください!!!!!!(強要)