柏エシディシ

ロボコップ ディレクターズ・カット版の柏エシディシのレビュー・感想・評価

4.0
「いい腕だ。名は?」
クゥー、最高!
シネマシティ4K極上爆音上映にて。

言わずと知れたポール・ヴァーホーベン大先生の傑作バイオレンスアクション。
改めて見ても、ホント冒頭から無駄なし隙なし、一切の弛緩がなくラストまで走り抜けるエンターテイメント娯楽作。
クラレンス一味の徹底した外道ぶりと、だからこそ得られる爽快感。
天才ロブ・ボッティンによるロボコップの造形の絶妙さ。
そして、随所に挟み込まれるヴァーホーベン流アイロニーの数々にニヤリとさせられる。

しっかし、ここまであらゆる意味で容赦なし遠慮なしのバイオレンスアクションをいま撮るのは無理でしょうし、ヨーロッパ出身ならではのハリウッド本流とは次元の違う「異形」感が30年経った今でも唯一無二で、経年劣化を全く感じさせないのがホント化け物みたいな作品ですわ。

まぁ、何度も観てる作品ですけれど、やはりスクリーンで観るのは格別。
あと、今時分の視点だとミゲル・フェラー、レイ・ワイズのツインピークス組のゲスい演技のステキさが味わい深かったり、相棒役のナンシー・アレンは割と時代を先んじたヒロイン像じゃないかと思ったり、新たな発見も。