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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのtorakoaのレビュー・感想・評価

4.0
『真夜中のパリでヒャッハー!』『世界の果までヒャッハー!』から不快成分引いた感じ。友人と、社長の人も出てた。また鳥も出てくるが不快成分引いてある。けど、ハムスターと義母は引いた。精神的続編みたいなテイストとシティ・ハンターを両立させてる印象。コメディ映画として普通に楽しかった。心電図とか小ネタも楽しい。

シティハンターは多分最初のほう読んだことあるだけでアニメはほとんど知らないので、コスプレに慣れるまで時間を要した。カラー絵の印象ではもっと薄い色のジャケットで影部分が青く表現されてるんだろうとか、シルクか何かみたいなシワの寄り具合だが実際は麻とかなのかなーて思ってたのだが、モロ化繊の空色だった。あ、そうなんだー。バディの衣装も昭和感のままだし。原型アレなのに素材感とか色味とかすげーカッコよくしてあったキャプテンアメリカを少し見倣ってほしかった。
リスペクトにしろ場面にも合ってない80年代な音楽は劇中で使ってほしくなかったわ。他は音楽面白かったのになー物凄く残念。EDのちょこっとGet Wildぐらいならまあしょうがないかと思うし、多分仏版主題歌らしきものは80年代感でこれまたダサかったが妙な音程が癖になってくるので許容。吹替版スタッフロールは延々Get Wildでげんなりした。やり過ぎよくない。

個人的に、B点を先に見せてからABCDと順に進んでいくやつは好きじゃないので、これもあんまり。概ね楽しかったけども。一応決めるとこはカッコよく決めてたし。その分量が原作ファンの人からすれば少なすぎるかもという気もしないでもないが、シティハンター何それ?な人も気楽に観られると思う。

主人公コンビはイメージ違うなーと初見は思ったが、案外似てる。北条司画は目がデカくない程よいデフォルメで、リアルすぎもしない美男美女ゆえ実写と馴染みやすいかもしれない。冴子は誰?て感じだったが。

音声・字幕は途中切替不可仕様。
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