"死ぬのは怖いけど、それを知らずに生きていくのも嫌なんだ。"
命綱なし。道具なし。そしてソロで人類最大の挑戦と言われる970mの断崖絶壁のクライミングに挑む過程を記録した、極限のドキュメンタリー。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット主演で、ワールドトレードセンターの間を綱渡りする『ザ・ウォーク』に似てるけど、
比にならない程の危険さと無謀さに、手の汗が止まらなかったです笑
けど、この映画の見所は間違いなくアレックス・オノルドと周りの撮影隊との関係性でした。
死の瞬間を撮ることになったら?撮影によってプレッシャーを与えるのでは?
アレックスも映画のために挑戦する訳ではないという、ギリギリのラインでの信頼関係や心遣いだと、
ラスト20分のクライミングシーンにひたすら魅せられました!
いい意味で一生ロッククライミングしたくなくなる映画!笑
全世界で賞を総なめしただけある、超越した映像作品でした。