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「フリーソロ」に投稿された感想・評価

Remi

Remiの感想・評価

3.5
すごい人間もいるもんだなぁ
2019年アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞受賞作

前人未到の挑戦。
ロープ(命綱)なしで超難関の崖に挑むロッククライマーの話。
アメリカ・カリフォルニア州ヨセミテ国立公園のエル・ キャピタン。
その崖の高さは、スカイツリーよりも高い。


(8年間)ずっと登りたいと考えていた
今年こそ、やるぞって毎年思っては
いや、今年じゃない
無理だって諦めるんだ
だけど、実際に挑戦してみるまでは吹っ切れない
もし、努力してダメなら諦めがつく

幸福な世界には、何も起きない
そこにいても、何も達成できない


誰かの言葉を借りれば、これも”生産性のない”と切り捨てられること。
しかし、他人の尺度では測れない。
誰にも理解されなくとも、夢中になって地道に挑戦することで、今までにない道が開ける。

元々ナショジオのドキュメンタリーだから仕方ない面もあるが、フリーソロ挑戦中のシーンは、緊張感に水を差す無線や劇伴の演出で、思ったよりも達成する感動は得られなかった。
でも、挑戦前のクライマーの彼女、親、カメラマンたちとの関係性と葛藤のドラマは良い。

あくまでも、クライマーは登ること中心に話しているが、それそのものが私たちの人生における普遍的なテーマにも重なっているように感じる。
TK

TKの感想・評価

4.5
主人公アレックスホノルドのクライミングに対する向き合い方、またその"普通の人からすると普通ではない"人間性が描かれています。
自分とは程遠い、だけれどもどこかで望んだことのある想いを体現している人間のドキュメンタリーには心が揺れ動かされます。

ジミーチン監督も、さすがの一言。
自分史上最大の手汗映画。
何もかもがヤバイ。
カメラマンの「二度とやらない」という気持ちは本当に共感できます。
アスリートとしての凄さはもちろん、撮影隊の覚悟にも敬意を表してのスコアですが、彼女のメンタルが心配です…。
人生はいつ終わるかわからない。
色々なところで言われ聞き、感じる言葉。

ただ「生を実感できる」場面はどれだけあるだろう。

自分のために生きる。
いつのまにか人のこと周りのことを気にし過ぎて、自分のための人生を忘れてしまうことがあるだろう。
そんな自分をハッとさせる姿だった。

最後は心臓バクバク笑
yskd

yskdの感想・評価

4.8
これはマジで最高な映画。
アレックス・オノルドは、命綱なしで断崖絶壁を登る。
常識的に考えれば、下手すると死ぬかもしれないのになぜするのか?と思うだろう。
彼がそれを成し遂げたからと言って、私たちの生活に影響は、おそらくほとんどない。
でも彼は、それをやる。
他でもない「自分」のために。
彼が自分自身のために行ったことは、私たちの胸を打つ。

私たちがなにかを始めるとき、友人知人は、「それがなんの役に立つの?」と言うかもしれない。
それを聞いて、「たしかに」と思ってやめてしまう人が圧倒的に多数だと思う。

だけど、「私たちは他人のためでなく、自分のために何かをしていい。自分勝手に生きていいのだ。それが他人に良い影響を与えられれば、それは素晴らしいことだ。だけど、それはおまけ程度のことで、本当に大事なのは自分のためにじぶんがしたいことをすることなのだ」と、この映画は教えてくれる。
無理だと思ったら、道の途中でも引き返して、また準備を万全にしてやり直したらいい。

アレックスの登頂までの準備期間やマインドの整え方なども感動的だが、それに加えて彼の周囲の人々(映画撮影スタッフや彼女など)の彼を一番に気遣ったサポート体制も感動的。

「私たちはいつ死ぬかわからない。」

この映画は、「生きる」ということについて改めて考えさせてくれるマジで最高な映画。
あおや

あおやの感想・評価

3.8
【フリーソロ】
それは命綱なし、安全確保道具を一切使わず、己の四肢のみで断崖を登っていくクレイジーなクライミングスタイル。
本作は、そんなフリーソロで前人未到の絶壁“エル・キャピタン”へと挑むのアレックス・オノルドの挑戦に密着したドキュメンタリー作品である。

常人から見れば無謀な、いわば“イカれた”挑戦の物語という意味では、世紀の綱渡り男を描いた『The Walk』と通ずるものが多分にあるのだが、なにより本作はドキュメンタリー映画である。リアルの映像が映し出されるところが最大の違い、そして迫力を生み出している。間違いなく死と隣合わせの状況。息を呑む圧倒的緊張感、クライマーによって編成された撮影隊にも満ち満ちている緊張が画面越しにも伝わってくる映像が凄まじい。

常人とはかけ離れたアレックスのマインドセット、そこに相容れない恋愛感情。パートナーであるサンニの想い、前代未聞の撮影に挑む撮影チームの葛藤。さまざまな挑戦までの過程がしっかりと映し出されており、クライミング映像以外の部分も見応えある重厚なドキュメンタリー作品となっている。

“皆いつ死ぬかわからないことは同じ。登ることで生を実感できる”

私自身、サンニと同じように到底アレックスの境地・考えは理解し難い。しかしながら、戦士の如く大自然へと挑んでゆくアレックスの姿に、改めて“生きる”ということはなんなのかを再考させられる。
森

森の感想・評価

4.5
人間の次元じゃない…
おそらくAmazonとかの創立者もこういうマインドで生きてるんだろうなと思った笑

成功するまで続けるから失敗しない。そして成功すると次に備えるため再び懸垂を始める。最強だ。。。

後半の映像は見てるこっちがドキドキハラハラで生きている心地がしなかった。
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