フリーソロの作品情報・感想・評価・動画配信

「フリーソロ」に投稿された感想・評価

生死の狭間に身を委ねる彼の姿に、手に汗を握りながら圧倒されました。
精神と肉体の極限。一瞬の気の緩みイコール死。周りの心配などお構いなし。こんな人いやだ。凡人には到底理解不能
カメラクルーも相当すごい人たち 帰りはどうやって降りるんだろか
まさに死と隣り合わせ。

すげぇ、やべぇってなる。
あと風景もよかった。
車の会話あっての、最後の会話よかね。

終わった後、アレックスのインスタをフォローしたよ。
ロープなし!、身一つ(&腰につけたチョーク粉ポーチ)で岸壁を登るフリーソロ。
なぜ走る?なぜ山に登る?と私自身聞かれるけれど、そんなものとは比にならない、100億倍強いメンタルと身体能力がないとやっていけないと思われるとんでもない世界だった。
いや普通、そもそも縦の壁に指引っかけてくっついてられないよね?

アレックス・ホノルド(1985年生)。途中、亡くなったクライマーの話が出てくるから心配になってググったけど、wikipedia的には今ちゃんと生きてる。

淡々と修行しているみたいな独特のメンタル。ベネディクト・カンバーバッチを思い出すような低い温度感。途中で撮影隊が‘ミスター・スポック’って呼んだのに納得。

アレックスの脳の偏桃体は、普通の人が感じる刺激に反応しないとの結果。(じゃなきゃあんな高い所行けない!)

付き合ってからケガに見舞われるようになったというあの恋人。アレックスの気晴らしになってるのならいいけど、勝負の場所には気が散るから来んじゃねぇよ!と心の中で突っ込みながら見てた(笑)

映像的には、序盤から足の裏と手の平の汗が止まらない。特に上からのアングル。下にあるはずの地面が見えない。
2回手を洗ったけど諦めて袖を掴んで見てたら湿りまくりで終了。

アレックスには★5つ。
いやもうクレイジー。
掌にも足裏にも汗を握った。
「死と隣り合わせ」って…なんて安っぽい言葉でしかこの様子を形容できないんだ。

多分恐怖とか、そんなんじゃない気がする。

そういえば、バンジージャンプをした時、初めてあんなにも足がすくむ思いをしたんだけど…
比べるべくもないんだけど、
なんて言うんだろう、本当にこわい。

彼の言葉の源を、自分はまだ見つけられないようだ。
ほんと、世界は広い。
Watermelon

Watermelonの感想・評価

4.1
ラスト30分は、ヒヤヒヤハラハラが止まらない!!サスペンスやホラーに勝る緊張感。

主人公のいう「死を意識する環境で生を実感する。」というのは、合点がいく。
しかし、ほんのちょっとした手違いで死ぬあんなに反り立つ壁を何の補助器具もなしで1人登るのは尋常ではない、、、
フリーソロとは初めて知った。
ぷらっと出かけ断崖絶壁の岩山を登るのか?と単純な理解だったが、観るに付けロッククライミングよりはるかに命に関わるクライミングだと良く解った。
美しい景色を背景にフリーソロの生き様、精神、同好の友等々が描かれている❗
クライミング。
彼がフリーソロをしているとき、彼は「死と向き合っている」。

死を前にした患者に希望はあるか、という問いは、「今生きている目下の生それ自体に」希望がある、と現代文の文章にありました。
フリーソロはまさにこれで、すぐそこにある死を否定するのではなくて、岩という目下の生を噛み締めていく。
その中でアレックスは生の実感、生きているということへの肌感覚を得ていました。

そしてアレックスにとってのフリーソロのような、それぞれがそういう関係をもつものは必ず存在すると思った。
一人一人の生きるという手仕事、ドキュメンタリーという非現実が介在することのない映像で観ることができて良かった。


最近、出来るだけ重めの名作を見るようにしてるんですが、言葉でまとめられる文章力も語彙力も、映像の先にある想像力も追いつかないことが多いです(孤狼の血など)が、出来るだけ文章化していきたいと思います。笑
かなる

かなるの感想・評価

3.8
命綱なしのドキュメンタリー。
情熱。緊張。伝わる空気感が凄い
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