ショウキ

SKIN 短編のショウキのレビュー・感想・評価

SKIN 短編(2018年製作の映画)
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2020年230作目(劇場43作目)

色が付いてる蛇は危険。

シネマカリテで長編との同時上映するということで、
これは逃せまいと観てきました。

白い蛇の模様は威嚇するためにあるようですが、
刺青も威嚇の効果を期待しているという一説もあります。

ストーリーの中で色が付いている蛇は
危険と決めつける主人公の父。
ここが伏線としてかなり効いていましたね。
少なくとも画の中の彼らは中身ではなく、
見た目だけで差別をしているということです。

主人公はそんな白人至上主義の親に育てられ、
自然と親と同じ思想になってしまいましたが、
主人公には罪はないと思います。
この辺りもひとつ物語においての肝ですね。

⻑編とはストーリーやキャラはリンクしていませんが、
人種差別問題という同じテーマを抱えていて、
どちらも今こそ見るべき作品です。

次回は長編のレビューを書きたいと思います。
ショウキ

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