とりん

透明人間のとりんのレビュー・感想・評価

透明人間(2018年製作の映画)
2.5
2020年94本目

スタジオポノックが贈る短編アニメーション映画。
いたって普通の生活を送っている透明人間である主人公は、誰からも認知されず、ついには重力からも見放されてしまう。

短編映画にしては、主役の声がオダギリジョー、音楽担当が中田ヤスタカという豪華さ。
透明人間といえば欲にかられて何にでも出来たりすると思いがちだが、本作は真逆を言っている。
普通に生活しているようにも見えるが、実は誰からも認知されていない。
ついには重力からも見放され風に飛ばされてしまい、宙を舞ってしまう。
出かける際に消火器をぶら下げてたから、なんの意味があるのかと思いきや、あれ飛ばないための重りなんだな、
働いている時もからってたし。
でも自宅ではからってない不思議さ。
設定が面白いようで、よくわからない。
普通に出勤したり、コンビニで買い物しようとしたり、実は前は透明人間ではなかったのか、彼の存在の薄さ、周りから相手にされないという過去があったから透明人間になったのではと深読みしてしまったりもする。
ただやはり言いたいことは伝わない。
ファンタジー要素あったり、盲目のおじいさんや助けた赤ん坊には認知されたり、設定がこんがらがってくる。
自分にはハマらない作品。
とりん

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