Yukiko

トールキン 旅のはじまりのYukikoのレビュー・感想・評価

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)
4.0
2020年2月13日
『トールキン 旅のはじまり』  2019年制作
監督、ドメ・カルコスキ。

1900年初頭、イギリス。
J・R・R・トールキンは父を早くに亡くし、12歳で母を
亡くし、孤児となったトールキンは、生前母が頼んでいた
後見人の神父の紹介で、名門高校に入学する。
その高校で、ロブ、ジェフリー、クリストファーと友人に
なり、4人でT.C.B.S.というグループを作る。
それぞれが特技をもち、詩やピアノや絵を得意とする
中で、トールキンは文学を得意とした。
トールキンが16歳の時、3歳年上のエディスに恋をする
が、神父から21歳までは交際するなと厳しく諭される。
そして、トールキン(ニコラス・ホルト)はオクスフォード
大学に入学する。



映画では、青年時代に4人が出会い、友人になり、
楽しく青春時代を過ごすシーンを綴っていく。
が、その4人を引き離したのは第1次世界大戦。
4人とも出征してソンムの戦いに従事し…

トールキンのこれらの経験、出来事が、トールキンの書く
小説に影響し、反映しているとのこと。

J・R・R・トールキンは、「指輪物語」や「ホビットの冒険」
の作者だが、これらは読んだことがなくて、映画の
『ロード・オブ・ザ・リング』『ホビット』なら知っている。

魔法使い、ホビット、ドラゴン、神話上の生き物たちが
登場する物語を書いたという点がそれまでにないもの
だったのかな。
でも、本業はオクスフォード大学の文学の教授。

トールキンの妻役は、リリー・コリンズさん。
トールキン役のニコラス・ホルトさんがちょっと硬い感じで
演じている。
でも、伝記映画とのことだから。
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