トールキン 旅のはじまりの作品情報・感想・評価

「トールキン 旅のはじまり」に投稿された感想・評価

tarupon

taruponの感想・評価

4.1
すごく楽しめた。
そもそも、ホビットの冒険、指輪物語ともに原作も読んだし映画も見て、すごく好きな作品。
トールキンの育ったバックグラウンド(母の読み聞かせ、田舎の風景)T.C.B.Sの仲間たちとの絆、言語に対する考え方、戦争場面などなど、ホビットや指輪に通じることがあちこちに散りばめられていて興味深い。
トールキンに対しては、あんな完成された世界観を作り上げ、壮大な叙事詩を編んだことに対し、尊敬というか畏敬の念しかなかったのだが、この映画を見てこういう中(彼のおかれた環境、持つ資質)からそれが生まれたのだと感じることができた。

また、トールキンの生年をこれまで意識したことが無かったけれど19世紀末に生まれた人で、19世紀を中心に18世紀~20世紀前半の特にイギリスが大好きな私的には、その点でも楽しめた。
フォークナー夫人の屋敷は夫人のいる室内はモリスの壁紙に調度品などもそこそこ凝っている中流の上の生活感にあふれているけれど、トールキンと弟が暮らす部屋は簡素といった対比。バロウ・ティールームのお茶シーン、グランドホテルのティールーム キング・エドワード校で校長先生が飲んでいるお茶といったいかにもイギリスを感じさせる場面での食器のテイストとかインテリア、服装なども楽しめた。
ソンムの戦いのシーンは、指輪やホビットの映画のシーンとともに、ダウントンアビーの第一次世界大戦のシーンとも重なり、さらには日本ではあまり深刻なトーンで語られることが少ないけれどヨーロッパにとってはこの戦争は、大量殺人が目の前のこととなり身内に及んだ本当に衝撃的で、影響の大きかったものであることに思いをはせたり。

指輪やホビットを読み返して、もう一度この映画を見直したら更にいろいろ発見があり、何度でも美味しく楽しめそうな気がする。
のん818

のん818の感想・評価

3.2
イギリスのいいとこボンたちが寄宿舎に入ってラグビーで泥だらけになりながら取っ組み合いの喧嘩したり真面目に議論を戦わせたりお酒を飲みながら床に寝転がって詩を読みあったりエッチな絵を見てキャッキャしながらビリヤードしながら大人の人がきたら慌てて隠したり(大人も自分もやってたことなのでボーイズが何をしてるか知ってるだろうけど)そういう文化があるのはなんかなるほどな、って感じよね(何が
Nobu

Nobuの感想・評価

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記録用 
ちょっとホロリとした。
トールキン。偉大なトールキンのお話。
小さい頃、指輪物語を読んだ時には、それこそガンダルフのような顔にいく筋も皺が深く刻まれたおじいちゃんが物語を書いている姿を想像をしていたけれど、文学史の授業でどうやら彼がもう少し若い頃に出版されていたのだと知って、心の中でひとりトールキンのイメージを塗り直していたのが懐かしい。
にしても。ニコラス・ホルト演じるトールキンの透明感といったら。無垢さといったら。

トールキンがphilologyを学んでいたことや、だからこその物語の深み(エルフやドワーフたちが話しているのは、適当な文字の羅列ではなくて、トールキンによって編み出された、れっきとした言語なのだ…)が丁寧に描かれていて、言語学を学んでいた者のはしくれとしては、すごく嬉しかったし、胸がときめいた。

そんな彼の生活に影を落とす大戦。その仄暗い記憶が後に物語の一部へと昇華されていく様の切なさに胸がうずく。
am

amの感想・評価

3.2
美しい映像、美しい言葉たちに惹き込まれた。
素敵な家族、仲間、恋。

トールキンの小説読まなくては。

吹き替えイマイチだった。字幕でもう1回観たい。
キメラ

キメラの感想・評価

4.0
てっきりナルニア国の作者との話になるのかと思いきやもっと若い日々でした。中つ国を描くに至るまでの彼の見た世界がちょっとそのまま過ぎて安直なようにも思いましたが、あの指輪の旅にある不思議なリアリティはこういった経験から来たのだなと納得させられるものでもありました。

筋として見たら面白いだろうに、なかなか抑揚なく、スーッと流れるように終わってしまう。

全体的に他人事のような距離感で、スーッ。

吹き替え版だったからか、吹き替えのザ・芝居がかった良い声の男という感じが、なかなか浮いて聞こえて、少しストレス。

字幕でもう1回見てもいいかもしれない。

それにしてもオクスフォード、ケンブリッジのお坊ちゃんたちは、なかなかいけすかなかったな。紳士たるもの!あれももっとカッコよくなりそうなものの。
紅里

紅里の感想・評価

3.9
目に映るもの
経験そのもの
心の奥底にあるもの
トールキンの人生の詰め込まれた映画、そしてそこから生まれたお話、指輪物語、ホビット。

私の大好きな英国らしさ、最後のシーン、エンドロールは本当に美しかった。
mima

mimaの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます


ずっと見たくてやっと機内で鑑賞
ロードオブザリングとホビットが本当に大好きで何十回と見てるから、すごく楽しめたし面白かった

広大な大地がホビット庄に見えたし、寝るときに天井に写った木のざわめき?みたいなのがエントみたいだなあと思ったり
火を吹くドラゴンは完全にスマウグだったし、
戦争中に見えた馬に乗った人の影はアラゴルンに見えた

TCBSの友情の形が素敵だった。あの関係があってこその、フロド、サム、メリー、ピピンなんだ
ろうなあ、、と感慨深くなった
   
最後、子供たちに物語話してる場面で「fellowship」って言葉出てきた瞬間にでブワーッて鳥肌立って、

最後の最後に本書き始めて「In a hole in the ground there lived...」

「Hobbit」

のシーンは本っっ当に感動した

素晴らしかったです。
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